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『禁煙』『卒煙』

問診票の喫煙についての項目には、「吸っている」「吸わない」「以前、吸っていたが禁煙した」という選択肢があります。

何度見ても、わたしはこの『禁煙』というコトバが好きになれません。 わたしは今、タバコを吸いません。長生き志向も健康志向も大して持っていないわたしは大学時代から吸っていたタバコを止める気もなく普通に吸っていましたが、ある時からパタっと吸うのを止めました。止めたというより、吸いたくなくなった、吸ってもおいしさを感じないから面倒くさくなった、という感じ。 健康に悪いから吸いたいけれど自らの意思で吸うことを禁じた、というのが『禁煙』の意味であるなら、わたしのやったことは禁煙ではありません。引き裂かれた感覚も、あるいは『禁欲』的な強い意志も持ち合わせていなかったからです。

激しく燃え上がった恋心があるのにどうしてもアモーレと別れなければならない。涙を飲んで「さようなら!」・・・これが『禁煙』。あれだけ愛し合った二人なのに突然その恋心がすっかり覚めて、顔を見るのも嫌になった、あるいは会っても何も感じなくなってしまった元カノとの関係とは全然別物だと思います。そうか、『禁煙』は、自分の気持ちに反して別れたものだから再び出会ったりしたらすぐに”焼け木杭に火”がついたりなんかするわけだな。

『卒煙』というコトバもなんか今ひとつですが、タバコと縁を切る理由には少なくとも二種類はあると思うのであります。

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