一回治ったものだから
友人に何人か、肩の痛みがひどくて腕が上がらず「ゴルフもできない」と嘆いているひとたちがいます。腰痛で歩くのもままならず、「毎日が憂鬱だ」と辛そうに顔をゆがめる連中も・・・みんなそんな齢になったのでしょうかね。
わたしも、よくここに報告しているようにふたたび頸椎症の痛みが出てきて夜ベッドに横になるのを憂鬱にさせています。何しろ、毎回、寝てみないとどんな症状が出るか分からなくて、夜になるのが不安です。朝の肩の痛み、昼間仕事中の首の痛みやしびれ、ついでの周期的に襲われるぎっくり腰系の腰痛・・・「大丈夫なの?」と妻にも友人にも同僚にも心配されます。
でも、大丈夫です。わたしって「いたい、いたい」「しびれてねむれない」とか云い回っていますが、基本的にあまり心配していませんのです。なぜなら、どれも過去に経験したことのある症状ばかりだから。頸椎症なんか2年前にはホントに人生を憂鬱のどん底に引っ張りこまれた気がしましたが、1年前に一度すっかり治りました。今また再発しているといってもあの時よりはるかに軽い。「せっかく治ったのにぶり返してしまって不安じゃないか?」と聞かれるけれど、そんな不安はありません。むしろ、「一回治ったものだから、そのうちまた勝手に治るでしょ」という感じ。2年前は上を向いて花見するのもできなかったけど、今回は空の夕日も普通に眺められることを考えると、「治るのも少し早いかもしれない」と超楽観的。どうせ、今よりひどくならないだろう(ひどくなったとして2年前のよりひどくはならないだろう)と高を括っています。余震は本震よりひどくならない、という理論みたいなものです。
こういうのを”慣れ”といい、傍からは哀れに見えるかもしれないけれど、本人的にはさほどでもない・・・これが処世術(経験値)というものなのでしょうね。
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