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塩サバ弁当

ライザップで激ヤセしたアイドルのお嬢さんが「塩サバを好んで食べていた」という記事を見つけました。低カロリーでヘルシーだという理由だった気がします。それを眺めながら、つい先日、職場の売店で買った塩サバ弁当のことを思い出しました。

久しぶりにお弁当を買いに行きましたが、いろいろ並んでいるお弁当の中からわたしが選んだのは『魚弁当』・・・妙に焼き魚が食いたくなったからです。小さな切り身の塩サバがわたしの目に留まり、どうしてもそれが食いたくなったわけですが、買ってしまった後で後悔することになりました。そのサバが想像を絶する塩っ辛さだったからです。 世間では、こんなに塩っ辛くしないと売れないのかしら。そういえばその他のおかずも総じて味が濃いし・・・と自分を納得させようとするものの、それでもやはりあれは酷いだろ!と思ったもので、帰ってから妻に云いつけました。そうしたら、妻曰く、「そうだよ。お弁当に入っている塩サバとシャケは、塩辛すぎて食えたもんじゃない。スーパーで売ってる塩サバもね。だからわたし、絶対買わないでしょ!」と。やはりそうなんだ、わたしの舌が薄味に慣らされただけではなかったんだな。でも、だとすると、どうしてこんなに塩辛くする? 腐らないようにするため? 大汗をかく肉体労働者にはこの程度の塩辛さが必要だから?  理由はわからないけど、店頭に並ぶということは、その味でなければならない何かがあるのでしょう。他人の食べ物の嗜好にまで口出しする気はないけれど、でもやっぱりこんなの食わない方がいいと思う。

わたしは学習しましたから、二度と塩サバ弁当には手を出しません。食うなら自宅か小料理屋で。この小料理屋さんの味付けもまた最近濃くなっているところが多くなった気がします。健康食時代に逆行している感じがするけれど、もしかしたら、世間が健康健康と云って薄味だらけになってきたから、「ホントはもっとパンチの効いた濃いのが食いたいんだよ!」と思っている皆さんの要求なのかも。でも、それを加味しても、やっぱりあの塩サバは、塩辛かった。

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