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ちょい不良オヤジに最敬礼

3編め。「アンチエイジング」と云うコトバがまだまだ怪しいモノだったころのもの。今や当たり前に市民権を得ている単語・・・時を感じます。この題名も好き。

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ちょい不良(わる)オヤジに最敬礼  (2006.12)

某男性ファッション誌が命名し、某イタリア人タレントで有名になった「ちょい不良オヤジ」という流行語はすっかり社会に定着しました。「おしゃれなんてガラじゃない」と逃げていた世間のおじさんの着こなしも明らかに変わった感じがします。それと一緒に、これまでファッションに全く縁のなかった(と思ってきた)おじさんたちの中に、見違えるように若くなった人たちがいることに気付きます。

本当に同じ歳なの?と思うくらいに、見た目年齢には幅があります。健診受診者の方を毎日見ていると、見た目年齢の幅は暦年齢が上がるほど大きくなっていく気がします。何が老化を進めるのか?アンチエイジングの立場から老化のメカニズムが究明され、その主体に酸化ストレスがあることがわかってきました。生体は身体活動の中で活性酸素などの多くの酸化物質を出します。それに侵されて身体が錆びつかないように即座に抗酸化作用を発揮してバランスをとっています。そのバランスが壊れた状態が酸化ストレスで、そのために脂質や蛋白が変性すると老化や発がんの原因になります。現代社会は酸化ストレスだらけです。タバコ・酒・紫外線・運動不足・過食・睡眠不足・過労など、思いつくだけでもたくさんあります。

ただ、老化の促進にはもう一つ重要な要素があります。「自意識」です。「年甲斐もなく」「いい歳をして」…そんな言葉が多くなる50歳頃、「いつまでも若くありたい」と思う反面、勝手に言い訳して諦めていく世代でもあります。自意識や人生の張りが若さを保つことは、政治家や実業家を見れば歴然です。彼らは引退した途端に萎んでしまいます。加齢臭の原因も活性酸素だそうですが、あなたは心の加齢臭も出していませんか。

折角の流行です。「面倒くさいからいいよ、オレは」などと意地を張らずに、不器用なりにほんのちょっとでもおしゃれをしてみましょう。毎朝鏡を見るたびに皺やシミばかり眺めていませんか。どうせ鏡をみるのなら、若く見える爽やかな笑顔の練習でもこっそりやってください。

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