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災害報道はむずかしい

昨日、愛犬を連れて南阿蘇のドッグラン広場に行ってきました。秋晴れの抜けるような青空でした。2日前に阿蘇山が36年ぶりの大噴火を起こして警戒レベルが3に引き上げられたばかりでしたが、翌日には規制が緩和されましたし、新たな噴火は起きないままです。陽気も良く、道中の車の数もいつになく多かったし、広場のある道の駅にはたくさんの観光客が来ていました。大地震からもうすぐ半年になります。先月、やっと山頂までの道路が一部再開したばかりでしたから、この噴火騒動は地元の人たちにとっては大問題です。観光客が遠のくこと、キャベツやイチゴなどが全滅してしまったこと・・・ホントに踏んだり蹴ったりです。

地元の被害は甚大ですが、それでもこれから復興を目指す上で、風評被害は困ります。TV報道を見ているとよほどインパクトのある絵が欲しいのか、灰色になった大地や灰をかぶった家畜や、噴石で割れたガラス窓ばかりを何度も映し出しますが、どれも噴火直後の写真ばかりです。翌日に遠方から草千里まで来ている観光客の姿を映したテレビ局はいくつあっただろうか。私たちが訪れた久木野村はちょうど裏側になりますが、風景に灰の姿はほとんどありませんでした。こういうところをもっと積極的に映し出してほしいものだと思いました。

地元でないとわからないこと、きっと長野の火山爆発のときに、わたしたちが心に描いた心配を地元の人が「離れているから心配ない」と答えてくれたのも、こんな感じなのだろうなと思いました。報道は、台風報道でもそうですが、インパクトにばかり頼らずに事実を粛々と伝えてほしい。現場に居ない”専門家”を呼んで必要以上に不安だけ煽るのは止めてほしい。心配要らないところと深刻なところの線引きをもっときちんと伝えてほしい。その一方で、本当に被害を受けているひとたちへの支援活動は別物としてきちんと報道してほしい、と思いました。

ちなみに、わたしが実家に帰るために使う国道57号線は県境や竹田方面まで、普通に普通の自家用車でも通行できるのでしょうか?そういうこと、もっと教えてほしいものだわ。

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