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それは食べ過ぎです

「やっぱり運動不足ですね? 」

太ったとか、腹が出たとか、脂肪肝になったとか、内臓脂肪が増えたとか、人間ドックの結果が芳しくないとき、受診者の第一声は必ずコレです。ここ5年以上、ずっと変わりません。テレビの健康番組の教育がよほどしっかりしているのでしょうか。

でも、そんなときわたしは顔色ひとつ変えずに「いや、基本的には、食べ過ぎですね」と突き放すことにしています。だって、そうなんですもの。「いや、そんなに食ってないんだけどな」とこれまた決まって口を尖らせて反論してきますが、「だって、腹が減って目が醒めることことなんかないでしょ」と云うと、やっと黙ってくれます。

よほどの偉い役員さんか寝たきりの病人か、あるいは極度の引きこもりかでない限り、現代人は意外に身体を使っています。『運動量』は少なくても『身体活動量』はそれなりです。でも、それに見合う以上のものを食っているからプラスバランスになる。極めて明白な事実。「今まで毎日運動してたのに、震災以降フィットネスジムが閉鎖してしまってできなくなったから」と云うヒト、運動をしなくなったから太ったのではなく、運動しなくなったのに同じ量食ってるから太ったのだということも自明。

いや、嫌がらせで云っているのではなくて、原因を運動不足に転嫁する限り痩せやしない。こんな輩は、運動できない云い訳を探すことに執心するか、運動を始めてもちっとも痩せない、おれはこんなに努力してるのに成果が出ないのはなぜか?と騒ぎ始めるかです。痩せたいとか、脂肪肝を良くしたいとかいうのが目的なら、食事量を減らすことに楽しみを見出さないと解決しません。運動を再開しながら以前より食う量を減らしてやる、そのきっかけを作るためには、食べないことに頑張る自分、腹が減っていることを実感している自分の姿を自分で眺めるのが一番早いのですよ。

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