時間栄養学
ヒトのカラダが体内時計による日内リズムに制御されていることを考慮して、「何をどのくらい食べるか」という視点に「いつ食べるか」という視点を加えた考え方を『時間栄養学』というそうです。たしかに重要なことです。同じモノを食べるのにカラダに一番合った食べ方をしたい。それは、「何をどう食うか」の「どう」の要素の重要な因子です。産業技術総合研究所(産総研)というところからそういう観点からの研究成果が発表されました。
<魚のDHAやEPAは朝に摂ると良い 「時間栄養学」が脂質代謝にも影響>
DHAやEPAは、朝摂取した方が夜摂取するよりも各々の血中濃度を増加させ、さらに血液と肝臓の中性脂肪量を低減させることを確認したのだそうです。ということはどういうことか。サプリメントは別にして、青魚は夕食ではなくて朝食で摂るべきだ、というはなしだと考えると、なかなかハードルは高いですね。夜のうちに調理して作り置きしておくとしても、朝にそれなりの時間をかける必要があります。やっぱり、夕食はそこそこ食ってさっさと寝て、翌朝は腹が減って堪えられずに起きて、お魚と味噌汁でたっぷり朝食!というのがよろしいようですね。理にかなった、妥当な研究成果だと思います。まあ、それでもわたしは朝飯は食いませんけどね。
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