チョコレートこわい?
どうしたんでしょうね。今頃こんな研究成果が発表されるなんて。
チョコレートが強い肥満抑制効果と抗炎症作用を持っていることはここ数年当たり前のように云われてきました。ここでも何度か紹介したと思います。でもこれはあくまでもカカオの力。純粋にカカオ成分が多いチョコレートはとても苦い。でも世間のチョコレート好きが食べたいのはもっと甘い存在・・・それには糖分や脂肪分がたくさん詰め込まれているから、食いすぎると逆効果だ・・・文字通り、世の中そう「甘くはない」のだ・・・ということだったと思います。
で、今回のこのアメリカからの報告ですが、「チョコレートとともに摂取されるカロリーと糖分を無視すべきではない」という結論だから、新しい内容ではありません。「カカオの効果を打ち消さないためには、無糖のカカオサプリメントを用いるか、健康によい食品にカカオを追加するとよい。オートミールにスプーン2杯ほどのココアをかけたり、エクストラダークココアを利用したりすると効果的だ」という栄養学の専門家の話まで飛び出してきて、『チョコレートの食べ方』の域ではなくなってしまっています。
「炭水化物を摂らないとやせるらしい」という理由で毎晩大量の高カロリー料理と酒だけを飲んでいる輩と同じように、「チョコをたくさん食べるとやせるというから頑張って食べたのにちっともやせないで、むしろ太る一方だ!」と文句を云うはき違えメタボ連中がたくさん出て来た(アメリカ人にはありそうなはなし)ものだから、意図的に警鐘を鳴らす目的なのかもしれません。
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