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運動がもたらすもの

日本心臓リハビリテーション学会九州支部地方会のランチョンセミナー(三浦伸一郎先生)のレクチャーでは、『過ぎたるは及ばざるがごとし』の変化をするものがHDL以外にもうひとつあるそうで、それが腎機能を示すGFR(糸球体濾過量)。もちろん低いGFRは適度な運動によって改善がみられますが、高すぎるGFRのヒトが運動するとなんと年齢相応の値に低下するそうです。ですから、『運動』は適正な腎機能レベルを維持するのにきわめて有効だ、と云うことを強調しておられました。

さらにもう一つ、血圧と運動の関係についても。運動すれば高血圧が改善することは周知の事実ですが、もうひとつ注意すべき大事な現象が『受診間血圧変動』だそうです。『受診間血圧変動』というのは、外来受診時の診察室での血圧の変動幅のことです。同じ患者さんが受診するごとに診察室で測る血圧の値の変動幅・・・これが大きいヒトは、いつ受診してもほぼ同じ値を記録するヒトに比べて、脳卒中のリスクも虚血性心疾患のリスクも著明に上昇させるそうです。

またひとつ(というか、たくさん)、知識が増えて、えらくなれました。

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