マスクの恩恵
風邪なんか引いてないのに、あるいはアレルギーでもないのに、いつもマスクをしている人がいます。意外に若いお嬢さんに多い印象があります。マスク小僧の弊害について何度もここに書きましたし、広報誌コラムでも題材にした経験があります。
ただ、今回長引く風邪のおかげでわたしも年がら年中マスクをする羽目になりまして、その時に感じたことがあります。マスクをしているだけで、妙に自信が湧いて落ち着いてくる、ということ。シャイなわたしは、特に若いお嬢さんとかと話すときに面と向かって長時間話すことができません。最初は目を見てますが、話しているうちに徐々に目線をそらしてしまいます。ところがマスクをしているだけで、いつまでも相手を見つめていることが出来るのです。不思議です。
目は口ほどにはものを云いませんから、目だけ出している限り自分の表情を隠せますし、口元を見つめられることがないので話しぶりを意識する必要もありません。よほど自分の表情に自信があるなら別ですが、「相手に良く見られたい」という気持ちが強ければ強いほどマスクは強い味方になってくれます。世間の若いお嬢さん方にマスク小僧が多いのはそういう理由なのかもしれません。
居心地は悪くはないのだけれど、それでもやはりマスクは鬱陶しい。早くマスク放免の生活に戻りたいものです。
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