たのまれごと、たのみごと
「申し訳ないのだけれど、ちょっとこれを運んでもらっていいですか?」「これを修理してもらっていいですか?」などと深々と頭を下げて事務スタッフにお願いしたら、「あ、いいですよ。後でやっておきます」と即答してくれたのに、結局やってくれていないこと、実はたくさんあります。その後に何度出会っても、一度も話題にしてくれないからきっとすっかり忘れているんだろうなと合点。でもこんな時、「例のアレ、やってくれた?」と聞くと明らかに嫌味に聞こえるから聞ききらんシャイなわたしです。
昔だったら烈火のごとく叱っていたかもしれません。「できないなら安請け合いするな!」とか「優先順を自分の尺度で決めるな!」とかそんな激しい批判をここでも書いたことがあります。それが社会人の常識だろう!と。でも、今はそんなことは思いません。わたし自身も時々忘れることがあるし、完全に忘れていることは明白だけど相手に悪気はないのだし、もともと大したことではないのに頼んだのはわたしだから、処理できるものは自分でこっそり処理しますし、処理できないものはそのままです。過去3回、3人の人に同じお願いをして、各々に快諾をいただいたけど結局今もそのまま放置されている事例もありますが、こういうのはきっと、自分で思っているほど大したことじゃないのでしょう。残念ながらわたしには処理できないので、今でもそれはそのままの状態で何とか使っています。
人間、こうやって丸くなっていくんだな、と自覚してしまう今日この頃です。
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