« 穀物繊維 | トップページ | 普遍化はパターン認識とは違う(後) »

普遍化はパターン認識とは違う(前)

組織が大きくなればなるほど、スタッフ全員が同じレベルのことをできるようにするためにどうすべきか考えるときに、まずはシステムを整備することが大事だと考えるようです。たまたま担当した人の水準で与えるサービスが異なるのはおかしい。決められたことを皆ができるようにするには、ミスがないようにするには・・・危機管理の観点を最重要視する時代を反映してか、インシデントやアクシデントの数を減らすにはどうすべきかを優秀な若いスタッフたちが何度も話し合っています。これからはAIも活用されるようになるかもしれない。

健診で云えば、この診断のときにはこういうことを疑うからこういう判定にしてどこどこの診療科に紹介してこういう検査を依頼する、という決め事にできるだけ例外を作らないようにしてほしい、と云われます。でも、元々が理系よりもどちらかといえば文系のわたしたち医者は、どうもこういうパターン化が苦手です。相手はヒト。同じ検査をして同じ所見でも、年齢や性別や体格やそのほかの諸々のデータを総合的に判断すると、こっちは大急ぎで精密検査を勧めてほしいけどこっちは多分何もしなくても大丈夫だろう、などという事態に出会うのは珍しいことではありません。

(つづく)

|
|

« 穀物繊維 | トップページ | 普遍化はパターン認識とは違う(後) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 穀物繊維 | トップページ | 普遍化はパターン認識とは違う(後) »