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犬のストレス測定?

先日、大阪の研修会に行く新幹線の電光掲示板で読売新聞のニュースに出ていた話題が引っかかったので、ちょっとググってみました。

『犬の心拍の変動からストレス状態を測定する手法を、大阪府立大の研究チームが開発した。』と云うもので、シャープと共同で体に取り付けて犬の健康管理ができるセンサーを開発したいとか。

犬は心拍数がいつも細かく変動しているけれど、緊張させるとそれが一定に固定されるのだそうです。この心拍変動は人間でも重要です。いわゆる『1/fゆらぎ』とか云われるもので、糖尿病とかが重症になるとその変動がなくなって、重篤な不整脈など出やすくなったりします。ちょっと横道に逸れましたが、今回の研究を指揮した大阪府立大獣医学教室の島村俊介准教授によると、「犬は、自らの体の変化を言葉で訴えられないから、センサーでストレスを測定できれば、早期治療などに繋げられる」とか。

・・・どうですか、世の愛犬家の皆さん。わたし、この先生、家に犬が居ないか、犬といつも会話していないヒトなのではないかと思います。日ごろから我が子のように見つめ合いながら会話(具体的なコトバではないですけど)してたら、そんなセンサー付けなくても、少なくとも調子が良いか悪いか、ストレスがかかっているかリラックスしているかくらいはわかるものです。正直いって、犬は人間の子どもよりはるかに素直に喜怒哀楽を身体に表します。「犬はコトバがしゃべれないから意思の疎通が難しい」という固定観念、専門分野の仕事をしているヒトだから、尚のこととても残念に思いました。

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