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安全と安心(中)

(つづき)

東京都の問題は他人事ですし、ちんたら気弱な尋問しているのを長々と放送されてもなあ、と思うだけでしたが、この『安全と安心』という問題は他にもたくさんあって、とても気になっています。

過剰な清潔概念や抗菌グッズの普及もその1つです。日常生活の何にでも消毒薬を使うようになり、「きれいであるに越したことはない」という考え方が現代社会を凌駕したのはどうしてなのでしょうか。わたしたちが働く医療現場では細菌とウイルスをシャットアウトするのが大前提ですから、何事にも消毒と清潔の概念を叩き込まれますし、それができなければすぐにパンデミックを起こすことでしょう。それは相手が抵抗力の落ちた病人であったり無菌状態が必須の手術現場だったりするからです。でも、一般社会においてはそんなヤワなやつはそう多くありませんし、体内に菌やウイルスが入っていかないように強靭なバリアで守られいることを忘れていないでしょうか。皮膚であり唾液であり鼻毛であり免疫細胞であり・・・。

だから、一般社会においては、菌やウイルスを入れさせないようにするのは容易いことだったはず。むしろ、抗菌剤や抗生剤のせいでもともと共存していた細菌群を瀕死状態にさせたがために免疫力を落としアレルギーやアトピーに悩む子どもや若者たちを大量に生み出したことは明白。今急激に増加している潰瘍性大腸炎の原因もこれではないかと云われています。   (つづく)

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