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HDLの質

今や一般の皆さんもご存じの”善玉コレステロール”ことHDLコレステロールについて、最近はその量よりも質が大切だというのが常識になっていますが、ご存じでしょうか。「HDLはただ多ければ良いというモノではない」ということです。

HDLコレステロールに動脈壁からコレステロールを引き抜いて肝に運ぶ作用があるのは有名ですが、この引き抜き作用の他にも、抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用、細胞保護作用、血管拡張作用など多彩な効能があって、併せて”善玉コレステロール”と呼んでいます。ところがこのHDLはメタボや糖尿病などの存在で徐々に大きさや構成内容が変化してきて本来の機能を発揮できないものもあることが分かってきました。

そんなHDLの状態と病気の関係を、長浜市と京都大学の共同で行われている『ながはまコホート研究』の分析から明らかにされました。「小型のHDL3よりも大型のHDL2のほうがインスリン抵抗性の増大や2型糖尿病の発症リスクの予測能に優れる」というもので、要するに「HDL2-C値が高値なほど2型糖尿病の発症リスクは低下していることがわかった」そうです。

わたしたちが知っておくべきことは、HDLコレステロールにはいろいろな種類があり、運動などで増加する”本物の善玉”はHDL2であるということ、酒を飲むと増加するHDLはHDL3が主だから「酒を飲めば飲むほど”善玉”が増える」は本当なのかどうか不明であるということ。あ~聞きたくない。わたしのHDLコレステロール値はここ10年で100mg/dl近くまで上昇しています。これは酒のせい(HDL3)ではなく運動をしているせい(HDL2)だと思いたいところです。

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