カッコよく生きたい
公園だとか、電車の中とかで、なりふり構わないだらしないいでたちでいるオジサンとかを見ることが最近ちょっと多くなりました。以前からいたけど今まで興味がなかったのかもしれません。なんか、それを見るのがとても悲しいのです。だから、「自分は周りからあんな風に見られるような人間にはなりたくないな」と強く思うようになっている自分がいます。前はそんなこと思ったこともなかったのに。
若い頃、オシャレは苦手でした。デブでブサイクで田舎坊の風貌だから。本当は友人が着るようなかっこいいジーンズとか白いセーターとか着てみたかったけど、「どうしたの、そんな洒落っ気出して」とか母に笑われるのが恥ずかしくて、絶対に口にしたこともない。こんな自分ごとき田舎者がオシャレなんて考えること自体がカッコ悪いと思っていました。
結婚して、妻がオシャレな服を買ってくれるようになってオシャレな髪型も指定されたけれど、どう見ても全然似合わない!と感じていて、今でもタンスのすみに仕舞っているシャツとかあったりします。「あれ、高かったんだよ。たまには着てよ」というのをなんとなくはぐらかしながら。
でも、そんなわたしが、最近カッコよく生きたい!と思うようになった。両親が作ってくれた歴史ある田舎坊主の顔立ちは如何ともし難いけれど、姿勢や立ち居振る舞いは意識さえすればカッコよくなれるし、考え方をいつも前向きにして、イライラしないように意識すれば、スマートな考え方になれることを知っていますから、あとはそれの実践あるのみ。片田舎の好好爺の風情も捨てたものじゃないし、別に大都会のギンギンのビジネスマンみたいなのを目指しているわけじゃない。
ただ、うん。カッコよく生きたい。
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