階段を使わない?
フレッシャーズの皆さんのオリエンテーションの時に、「職員は階段を使うべし」という注意はしたのだろうか。せめて「患者さんの乗るエレベーターは乗らないように」とか。理屈ではなく決め事なのだから、決め事として最初に云っておけば少しは違うのかなとか思いつつ、でもムリだろうなとも思います。
もはや、生まれた時から二階に行くにもエレベーターかエスカレーターしか使わない世代。せめて学校くらいは階段を使ったのかしら。階段の方が非日常である、あるいは階段は緊急避難(やむを得ない時だけ使うモノ)の道具である、という生き方を変えさせられるのは難しい気がします。何しろ今すでに働いているスタッフですら、事務所から2、3階上の仕事場に向かうためにみんなエレベーターの前に屯しているのですから。私のような下っ端のペーペーが何を叫んでも雑音でしかありませんが、かと云って上司からの命令があったとしたらそれはヘタをするとパワハラになるかも。 たとえ上司が階段を上がっていてもそれに従うどころか、きっとエレベーター前でそれを眺めながら待っているに違いないと思いますね。
やっぱり、今の世の中、そこにエレベーターやエスカレーターがあるのに階段を選ぶのは、必死に体力作りしたりダイエットしたりしている人を除けば、変人ですものね。東日本大震災の直後に暗い電気の元で全員が階段を上っていた光景が懐かしいです。
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