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「JPHC研究」

「JPHC研究」(Japan Public Health Center-based Prospective Study、主任研究者:津金昌一郎氏)ということば、きっとこれからあちこちで聞くようになるのでしょう。これは、「日本人を対象に、さまざまな生活習慣と、がん・2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などとの関係を明らかにする目的で実施されている多目的コホート研究」・・・欧米人ではなく、日本人の生活習慣と病気の関連を確認する研究ですから、当然、外国のどんな権威のある論文よりも当てになる、自分たちによる自分たちのためのデータということになっていくのでしょう。奇しくもこんな記事が並んでいました。

欧米化された食事でも死亡リスクは低下

『健康的な食事パターン』で塩の摂取が多いにもかかわらず全死因と心血管疾患による死亡の低下が相関したのに加えて、『欧米化された食事パターン』でも、塩の摂取量が少ないためか、全死因、がん、心臓血管疾患による死亡リスクとの逆相関が示された。一方、『伝統的な日本の食事パターン』はこれらに何の相関も見られなかったというもの。日本人の生活習慣病の根源は「食事の欧米化だ!」と云ってきた理屈を覆す結果に困惑している人も少なくはないでしょう。

1日1時間の活発なウォーキングが脳卒中などのリスクを30%低下

日本人でも毎日の身体活動を続ければ、脳卒中や冠動脈疾患(心筋梗塞や心臓突然死)などの循環器疾患を予防できるということを証明した報告。ありがたい結果です。もともと”運動欲”の存在しないニンゲンにとってモチベーションにはなるでしょう。ただ、1日1時間も運動するの、かなりの覚悟が要りますから、できる範囲で意識しましょうかね。

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