ヨーヨーダイエットの危険
<「ヨーヨーダイエット」を防ぐために 短期間の体重の変動は危険>
おもちゃのヨーヨーの様に体重が乱高下するダイエット(急激に減量したと思ったらすぐにリバウンドして元に戻り、一念発起して減量してはリバウンドを繰り返す)が返って危険であり、体重が乱高下するくらいなら最初から高いまま維持された人の方が長生きだ、というデータをここで紹介したのはもう10年近く前ではなかったかと思います。
「体重変動幅が最も大きい人では、変動幅が最も小さい人に比べて、死亡リスクは24%、心筋梗塞リスクは17%、脳卒中リスクは36%、それぞれ上昇した」 「極端な体重変動がみられる人は、心血管疾患や心筋梗塞、心停止、血行再建術の施行や閉塞性動脈硬化症、狭心症、脳卒中、心不全を起こしやすい」 などの報告が書かれているので、読んでみてください。そして、リバウンドしてしまう原因が、「ホメオスタシス」「レプチン」「腸内フローラ」・・・いずれもここで紹介してきました。
まあ、かく云うわたしも「今度こそ人生最後のダイエットだ」「もう二度と太ることはないだろう」と確信しながらすでに7回ほど10キロ前後のダイエットを繰り返してきています。あまり偉そうなことは申せません。
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