たった?
<階段運動はコーヒーを飲むより効果的 たった10分の運動で活力が向上>
米国のジョージァ大学で行ったユニークな研究、『コーヒーを飲むよりも、身近な場所で10分間の階段の昇降をした方が、眠気覚ましや活力を得られる効果が増す』という報告です(ジョージア大学パトリック オコナーら、Physiology and Behavior)。
「将来の介護予防のためにも平地のウォーキングよりも階段昇降を勧める」というのはスロージョギングの田中先生のコトバですが、たしかに昼下がりのまどろみを打破するのに、コーヒーを飲むよりちょっとオフィスを散歩した方が目が覚めてアタマがスッキリするというのは実感としてよく分かります。
ただ、気になることが一点だけ。「本格的な運動のために着替えたりすることもなく、階段昇降なら雨が降っていても気軽にできる」と研究者は得意げなのですが、なにしろ被験者が若い女子大生です。「良い方法だな」と読み進めているうちに、”階段昇降10分間”ってかなりハードだということに気付きます。わたしも運動のために職場のビル内を歩いたり階段昇降したりしますけど全部合わせても10分使うかどうか。階段だけで10分間もやっていたら、息切れして疲れてしまう、というのがわたしの実感です。よほどストイックな性格か運動好きでないと続けられないかもしれません。
とはいえ、『オフィスの階段3、4階まで一往復』だけでも全然違うんじゃないでしょうか。お試しあれ。
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