5分間の幸せ
わたしの枕元に、わたしが絶大なる信頼を置いている2つの目覚まし時計(1つは昨年の大震災の後に代替わり、もう1つはすでに秒針が落ちているけどバリバリ現役)が鎮座しています。
毎朝6:00に静かに電子音が鳴り始めます。その脳天を叩くと、次に6:03に2つ目の目覚まし時計がけたたましく鳴り始め、そいつのへそを摘んで静かにさせると、すかさず6:05 に最初の目覚まし時計のスヌーズ機能が作動して再び電子音。ここで起き上がってきちんとスイッチを切る。ここまでが平日、休日を問わず、毎日のわたしのルーチン儀式です。最初に鳴ってからの5分の至福の時間。本当は起きてもいいけれど、起きずにまどろむ贅沢な時間。とても得した気分に浸れるから好きです。
ところが、最近、ちょっと様子が違うことがあります。夢の中で遠くの方に目覚ましのアラーム音が聞こえ始め、2つ目のけたたましいベル音で夢の世界から引き摺り出されて初めて正気。このまま二度寝すると遅刻するかもしれないからと、眠い目を擦りながら起き上がる、不愉快な朝。こんな仕打ちが頻回になり始めています。夜の眠りが浅くて朝方の睡眠が深くなっているのか、それとも眠りのピークが朝の方にシフトしているのか、はたまた睡眠時無呼吸などの病的状態か。
もう若い頃のような朝のアタマの切れ味は期待できないけれど、今一度生活を見直して、せめて朝の5分間の幸せを何とか取り戻したいものだと思うております。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 本当に脱水なのか?(2022.07.01)
- 躓きそうになったとき(2022.06.29)
- 電力需給ひっ迫注意報(2022.06.28)
- もしもチビが来なかったら(2022.06.27)
- 下を向く(2022.06.19)
コメント