曖昧な公文書
研究会の日時の変更の件でお知らせしております。
(中略)
大変申し訳ございませんが、ご出席の有無を何卒宜しくお願い致します。
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ある組織から、こんな連絡が来ました。これを書いたヒト個人に何の不満もありませんが、何か最近こういう乱れた文章表現をする人が増えている気がします。この何となく行間を読ませようとする文章に違和感を感じることはできましたか。何を求めているのか、分かるようで分からない文章。日本人なら皆まで書かなくても雰囲気で分かるだろう的な表現ですが、「ご出席されるかどうかを再確認しておりますのでお知らせください」「ご出席の有無について改めてお知らせください」・・・この程度の文章表現をしても決して下品ではありますまい。
最近、お役人たち(というか公務員関係の人たち)が、公の文章に曖昧模糊なちょっと日本語としては質の悪い表現の発信をしているのによく遭遇するのですが、これは、チェックできる上司がいなくなったから(大体わかりゃいんだよ的な感性)なのでしょうか。そんなことを思うとき、わたしももっとスタッフの公文書の日本語チェックには目を光らせておかなければならないのではないか、と感じた次第です。
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