他人まかせの笑い
<笑い声を聴くだけで健康になる? 受動的でも健康改善の可能性>
Medical Tribuneの記事から。マウスの実験で、「ストレスを負荷したマウスに別のマウスの笑い声を聴かせると、ストレス負荷で通常減少する行動量の減少抑制やストレス抵抗性が亢進することが示唆された」(慶応大学)という。おいおい、『マウスの笑い声』て何よ?と思ったら、マウスの鳴き声のうち20kHzは不快情動、50kHzは快情動を示すとのこと。つまりこの50kHz付近の鳴き声を使ったのだそうです。”老化促進モデルのマウス”に30分間”笑い声”を聴かせると活動量が増えるし、ストレス負荷後の過敏反応も”笑い声”を聴かせると過敏にならなかったそうです。
先日紹介したように、笑うと生活習慣病もがんも退散して、しかも心から笑わなくても口角をあげるだけで効果があるそうなのですが、さらに自分がしなくても周りが笑えば効果がある、と云われ始めました。これはちょっとヤバいんじゃないですか? 要するに”笑い声”CDを聴かせるかダウンロードさせて聴かせれば、忙しくてイライラしている人とかボーッとスマホゲームしてふんぞり返っている連中も生活習慣病にならなくなる時代がくるかもしれない、ということになりませんか?
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