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夜を取り戻す

2編めはこんな感じ。かなり前にここで書いたものの書き直し。

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『夜を取り戻す』

(前略)

灯りは、白熱灯から蛍光灯を経て今やどこもかしこもLED。夜中でも真っ昼間のような明るさに煌々と照らされ続けていたら、体内時計なんてすぐに壊れます。そのうち、スズメが真夜中の空に悠然と飛び交う姿が珍しくなくなるかもしれません。これが”進化“だとしたら、ちょっとゾッとします。

最近は、生活習慣病を『睡眠』で語る時代です。生き物は眠っている間に自らの細胞を修復し、混線寸前の脳内の記憶の整理をします。睡眠の質の確保が健全な人生を送る上で必要不可欠であり、質を上げるためには寝る直前にモノを食わない方がいいし、眠くなってから床に就くのがベスト。そもそもいい睡眠を得るためには、まずきちんと朝日を浴び、朝の空気に満たされなければならない。「夜遅くまで仕事しているから絶対にムリ」と頭から否定していては、生きていけない時代です。床に就いて意識がオフになった瞬間からカラダの中では数多の細胞が昼間とは別の顔をして私たちのために必死に修復工事をしてくれます。だから、きちんと眠る生活を数日試したら、目覚めの質が全く変わったことに気づくはずですし、生活習慣病の多くがそれだけで改善するのに驚かされるでしょう。

私も何度も試したので分かっています。分かっていますが、つい誘惑に負けてしまう。夜はワクワクするほどの誘惑にあふれ、明るい青い魅惑の光が目を通して覚醒の世界に引きずり込むのですもの。魔物の造り賜うたこの煩悩の世界は、食事のそれに似て一筋縄ではいきません。それでもすべての欲望をかなぐり捨てて床に就いてみたら、きっと世界が変わります。私もこの機会に今一度トライしてみることにします。

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