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記憶削除術(前)

彼は、一度に複数のことを依頼すると「はい、わかりました」と答えて、一番重要だと自分で判断したもの以外を瞬時に記憶から抹消する能力がある。だから、1週間後に「あれはどうなった?」と聞いたら平気で首をかしげる。依頼内容ではなく、依頼されたこと自体の事実を覚えていない。他の連中は、1つのことを依頼すると「はいわかりました。後でやっておきます」と快く引き受けてくれるが、その後に他で別の依頼を受けるとその時点で全てを上書きするようで、翌日に出会ってまだ何もしてくれていない依頼事項が目の前にあっても、「お疲れ様です」と元気よく挨拶して通り過ぎて行く。完全に何もかもを忘れているようだ。

もう、慣れっこになったから、いちいち文句は云わないことにしている。彼らはおしなべて若い。彼らは注意しても無駄である。最初はいちいち指摘していたが、結局同じことをくり返すから、彼らはこれらを修正する能力を持ち合わせていないと思われる。というか、自分の機能欠如を自覚していないから修正のしようがない。最近、こういう輩が組織の中堅クラスに多くなってきていて、「大丈夫なのかなあ」としみじみ思うのですが、まあ、わたしの組織ではないし、「いいかな」と諦めています。(つづく)

 

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