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座位生活の弊害

座ったままの時間が長いと血液がドロドロに 立ち上がって運動すると改善

書かれていること(「体を動かさないで座ったまま過ごす時間が長いと、血液がドロドロになり、動脈硬化が進みやすくなる」)は以前から云われてる内容で、何も目新しいことはありませんが、「座位中心の生活は喫煙と同じくらい悪い」「座ったままの生活は喫煙にも似た悪影響をもたらす」という云い方は、行動変容をもたらすのに有効なキャッチフレーズかもしれないと思って読みました。

昨年の熊本地震や今回の大水害などで避難所に居るヒトや車中泊のヒトに多発した『エコノミー症候群』・・・動かないで同じ体位のまま長時間を過ごし、さらに水分補給を制限すると足に血栓ができて、それが肺に詰まって肺梗塞を起こしたりする病気・・・が有名になりました。あの概念を思い出せば、この長時間座位と血液ドロドロの関係は容易に理解できることでしょう。記事の最後に<オフィスワーカーが身体活動量を増やす工夫 >というのが羅列されています。書かれてることはよく分かりますし、以前はわたしも講演でよく話していた内容ですけれど・・・思い出してください。いつも云っているように、「人間には運動欲がない」「運動はしなくていいなら絶対にしない」のです。動かないと肺梗塞で命に関わるぞ!と脅してあげるのは、たしかに大事なことかもしれません。

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