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常識だと勘違い(3)スマホ睡眠障害

中高生に広がる「スマホ睡眠障害」

LEDやブルーライトが人類(人類にだけでなく生命体すべて)にもたらした最大の悪は、体内時計(概日リズム)を破壊したことです。「ブルーライト症候群」についてはここでも何度も取り上げましたし、体内時計(概日リズム)やメラトニンのメカニズムもかなり興味を持って10年近く前から勉強してきましたから、あまり心躍らない内容ですが、これもまた世間の老若男女の皆さんがしっかり知っておかないと人生に影響を与えてしまう障害になる可能性があります。

朝一番に太陽の光を浴びてその光が目を通して視床下部に到達すると体内時計がリセットされて、その14時間後に眠くなる。その作用を調節するのがメラトニンという物質で、メラトニンが分泌されると眠くなり分泌が落ちると目を覚ます。この神が造り賜うか繊細なるリズムの仕組みが、文明の象徴であるLEDや液晶画面のブルーライトを夜見ることだけで破壊されていく・・・眠るべきときにブルーライトを見ると朝と同じ覚醒作用をもたらしてしまい、眠るべきときに眠れなくなり、体内リズムがおかしくなる。人は眠っている間に細胞修復をしたり記憶の整理をしたりするけれど、それがどれもできなくなる結果、うつ病や睡眠障害だけでなく、多くの生活習慣病を引き起こすのだという。

こういうことはもはや常識。それでも文明の象徴であるLEDや液晶画面のブルーライトの魅惑の切れ味は人のアタマを簡単にイカれさせるわけです。特に中高校生たちは夜寝るときに部屋を暗くした挙げ句にスマホをいじり始める(まあ、中高生だけでなく、不良アラカンオヤジのわたしも同じことをしていますが)。メラトニン分泌を促す時間帯に一気に覚醒シグナルを送るわけだから、眠くなるはずがない。オソロシヤオソロシヤ。

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