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記憶削除術(後)

(つづき)

むかしもそういうポカをする連中はいたけれど、彼らは少なくとも指摘されれば依頼を受けたことは思い出せていたし、「忘れていた」という失敗感覚を持ち合わせていました。でも最近の輩は、依頼を受けたこと自体を記憶から消すので、「お前が勘違いしてるだけだろ」みたいな顔でわたしをみる。一体何が変わったのだろう?と考えるとき、きっと彼らはメモする習慣がないからなのではないか、と感じました。重要事項を写真に撮ったり電子媒体に書き込むことを日常とする彼らは、アナログ的なことができず、云われたことを脳内に書き込む能力すら退化させたのではないかと。

彼らを見ていると、今問題になっている官僚たちや大臣たちの言動・・・「記録にないからわからない」とか「会って話した記憶はないから指示したこともない」とかいうのは、一概にウソをついているわけではないかもしれない、と思うようになりました。日常から似たような仕事を大量にこなす彼らは、くだんの彼のように、無意識に即座に取捨選択して、捨てた事例は全ての事実を脳内の記憶装置から消し去る能力を持っているのではないかしら。きっとそういう輩の方が出世できるのでは? まあ、一般社会の一般常識人には理解できないことですし、今話題に上がっている連中は、おしなべてみんないい歳の連中ばかりですが。

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