臭い?
「この診察室、なんかカビ臭いでしょ」
ほんの1ヶ月弱前のこと。朝、診察室に行くと、スタッフのお嬢さん方が妙にバタバタして、ドアを開けたり空気の入れ替えをしたりしていました。エアコンを冷房に切り替えたために蔓延っていたカビか何かが臭ったのでしょうか? あ、いや、わたしは何も臭わなかったもので、何が問題だったのかよくわからなかったのですが。
「偉いなあ」と感心しました。きちんと始業時点では何も臭わなくなり(わたしは最初から臭わないのでわかりませんが、みなさんがそういうので)、「あとで空調担当にきちんと調べてもらうように依頼しておきました」とまで。抜かりはありません。この程度の臭いは自宅では日常茶飯事ですし、さほど不快感を誘うほどのものでもないと思うのですが、お客さん相手ではそうもいかないのでしょう。この迅速で的確な対応を、若いお嬢さん方がきちんとしてくれる・・・これが、うちの施設が信用される大きな要因なのであります。
そういえば、数年前までは外につながるダクトを通して、診察室にタバコの臭いがひどかった時期がありました。敷地内禁煙のために道で喫煙する人が多くなったせいでした。あのときには、「臭い!」としつこく訴えましたが、施設担当者が意外にピンと来なかったのを思い出します。本人が喫煙者だから違和感がなかったのでしょう。あの臭いが最近は全くないのだけれど、スタッフみんなが完全禁煙できるようになったとは到底思えないので、ダクトの排出口の場所を移動させてくれたのでしょう。臭いに対する快・不快の感覚は千差万別ですが、過敏になり過ぎずいい加減になりすぎず、客観的に判断して、これは公の施設の臭いとしては許せるものかどうかの見極めは、大事ですね。
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