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規定時間

始業時刻よりかなり早く来ている人とギリギリで来る人が居ます。家庭の都合もさる事ながら、性格も大きな要因です。「始業時刻からきちんと始められるように早めに来て物理的にも精神的にも準備万端で仕事に備えるのはプロの働き手の常識だ!」と云われていた時代はお過去のこと。最近は労基がうるさくて、「その前準備は命令ですか? 命令なら、それも勤務時間(時間外労働)ではないですか?」とツッコまれます。仕事の質の云々に言及することなく、始業時刻に持ち場にいさえすれば問題はない、というのが労基の基準のようです。

そんな中で、始業時刻よりかなり早く来る人たちの理屈は、『早く来るのに越したことはない。家ではできない仕事などがゆっくりできるし、すぐに仕事が始められるから』というものでしょうか。うちのように、この時刻に出ないと交通ラッシュに巻き込まれるから、という人もおりましょう。一方、時間ギリギリ組の理屈は、『朝の貴重な時間。ギリギリに来ないともったいない。他にすることはたくさんあるのだから、無駄な時間は作りたくない』というもの。

そんな色々な想いの連中が、いつの間にか各診察室にゲートインして、何事もなかったかのように朝の業務開始。それが、毎朝の診察室の風景。いと、おもしろし。

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