めくらばん※
※差別用語として放送禁止用語などになっていることを承知の上で使っています。
職場では公文書の回覧が毎日のようにあります。偉い人から順番にあちこち回ってきている文章。いつ見ても間違いだらけだから、極力細かく読まないようにして印鑑を押すように心掛けている昨今です。「これだけ色々な人が目を通しているのに、あからさまな間違いがそのまま指摘されていないということは、要するに、みんないい加減に印鑑を押しているということですよね!」と数年前までは息巻いていましたが、馬鹿らしいのでやめました。偉い人が印鑑押している以上、今更書き直しもしないのでしょうし、それが公文書として保管されたところで二度と見られない可能性の方が高い文章。わたしには今後の人生で何の影響も受けないであろうことに目くじら立ててもしょうがない、と高血圧治療中のわたしはしみじみ思うわけです。
もちろん、公文書なのに、いい加減な文章を確認・訂正することなく提出しても気にならない人は、人間として信用に値しない人なのだから、そういう位置付けで対応はしています。そんないい加減な人間を信用しても、しっぺ返しは自分にしか返ってこないのだから。
だから、たとえ事務方が勝手に書いた文章でも、わたしの名前を使って書いてくる公文書だけは簡単には容認しません。それがわたしの文章として先々まで残るからです。彼らは、「任せてください、わたしたちは文書書きのプロですから」と胸を張っているけれど、わたしがその気になったら提出された文書の半分以上を真っ赤に校正してやれるだけの自信はあります。彼らは、偉そうにしているけれど日本語をまったくわかっていなのだから。文書の責任者が誰か、自分は当事者か承認者か、それだけで気合の入れ方は全く違うのであります。みんな心したまえ!(笑)
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