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何が違う?

先日の旅行でいただいた魚の加工品。早速帰ってから食べてみた妻が、「これ、絶品やね!」とご満悦。「一気に食べてしまいそう」とか云っている。

実は同じ商品、最初にわたしが買ってきたのはもう5年くらい前だったか。小骨が多すぎて食べ辛いから捨てられてしまうカナガシラを、もったいないからすり潰して小骨をピンセットで1つ1つ抜き取って作るんだということや、最近はマスコミに取り上げられてなかなか手に入らないんだということを切々と説明したけれど、「ふーん」と聞き流し。一口クチに入れて「素朴な味ね」と云ったっきり手を出さなかった品。「あなた、どこの姉ちゃんにたぶらかされて買わされてきたの?」と云わんばかりに剣もほろろだったのに・・・。

やっぱり、現地に行って、作っている本人にお会いして、商品誕生までの思い入れや苦労を直接話してもらうって大事なことなんだなあ、と痛感。「良いものさえ作っておけば自ずと売れる」と考えるのが甘い、ということもよく分かりました。まあ、何はともあれ、商品のファンになってもらえて良かった。今度から、大分に行ったときのお土産リストに堂々と入れておいても良さそうだ。

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