カットオフ値は11個
<「1分間に思い出せる動物の名前の数」でインスリン治療の可否を判定>
CareNetの配信記事を続けます。『「1分間になるべく多くの動物の名前を思い出す」という簡単な記憶力テストの結果で、高齢の2型糖尿病患者がインスリン治療を自己管理できるかどうかを判定できる可能性があるとする研究結果を、横浜市立大学大学院分子内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫氏らの研究グループが発表した。』というもの。
このテスト、脳ドックの前頭葉機能検査で必ずやるやつなのでよく知っています(言語流暢性課題(verbal fluency test)というらしい)。わたしなんて、5、6年前に脳ドックを受ける前日に練習していったのに15個めの名前が出てこず(順調だった「花の名前」、ところが30秒目のところで頭に浮かんだ「ユリ」の単語が出てこないままその後30秒間沈黙しました)にとても凹んだ思い出のあるテストです。『1分間に動物の名前を「11個以上」思い出せると、その患者は1週間以内に自分でインスリン治療を管理できると予測される』とのことなので、一応わたしもインスリン自己管理をする権利を得ることはできたみたい(もっとも、60歳以上が対象だからわたしが検査した歳ではもっとたくさん云えないとダメだったのかもしれないけれど)。
とりあえず、『カットオフ値は11個』というのを覚えておきましょう。
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