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何のために生きる

健康のためには、10000歩歩くのがいいのか8000歩がいいのか、それとももっと少なくていいのか?

炭水化物を摂ると心筋梗塞になるけど脂肪を取るとかえって脳卒中は減るというデータが発表されたらしい。ということは、炭水化物をゼロにして脂肪ばかり取れば健康になる!ということか?

歳を取ってから退化する筋肉は平地歩行では使われない筋肉だから、平地をいくら歩いても老化防止効果はない。階段や坂道を歩くかジョギングしないのなら、運動するだけ無駄だということになる?

今の健康情報は徐々にマニアックになり、アンチテーゼも強烈なので、健康情報を集めれば集めるほど、「健康になるためには何をしたらいいのかわからない」という輩が急増している気がします。わたしたちも、「どっちが本当なんですか?」と受診者に詰め寄られる経験は幾度となくあります。

でも、ちょっと気持ちを緩めて、自分の姿を俯瞰図で眺めてみましょう。なんか、バカげてると思いませんか。皆さん、一体何のために生きてるのでしょうか。努力してガマンして「これをすると健康になれる」という理論に右往左往する・・・健康を得るためにそんなガマンをしても、その先に本当の健康があるとは到底思えませんし、そんな「健康」って、何?という気になる今日この頃のわたしです。

わたし、病んでますか? まあ、健康オタクの皆さんに比べたらはるかに健康だと自負しています(笑)

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