当たり前だと思っていたこと~エスカレーター
「エスカレーターはそもそも歩行禁止なんだぞ!」というフェイスブックの記事を読みながら、「あ、確かにそうだ!」と手を叩きました。
駅やデパートなどのエスカレーターで縦一列に並んで、急ぐ人のために一列を開けるのがルールだとかその必要はないとか、最近色々云われていますが、利用者が勝手にルールを作り出す前に、このエスカレーターという器具の設計自体に『歩くこと』が想定されていないのだということを忘れていました。
確かに子どもの頃、親に連れられて街中のデパートに行ったときに、「エスカレーターは歩いてはダメ」と教わったことを思い出しました。そもそもエスカレーターという装置は、ヒトが階段を歩いて上がるのが大変だから、歩かなくても上れる機械として発明されたもの。『歩かない』ことが前提で作られていることはあまりに明白。普通のジェットコースターが立ち上がらないことを前提で作られているのとなんら変わらない。
ということで、わたしもこれから都会に出張しても、エスカレーターではじっとしていることにします(そもそもほとんど使いませんが)。くだんのフェイスブック記事で、『歩かなければ間に合わないんだ』という人に、『動いているベルトの上を歩いたって大して変わらないから、どうせ間に合わないよ』『急ぐなら階段を走った方が早いぞ』とか、『歩くのを前提に設計しない方が悪い』という人には、『それが実現するまで、お前が使わなければ良い』とか・・・絶妙な切り返しが、好き。
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