アドバイスはどっちが妥当?
人間ドックの結果を説明していると、コトバを選ぶのに悩むことがたくさんあります。
更年期を迎えて、女性ホルモンが動き始めた妙齢の女性。「これからいろんなことが起きてくるお年頃だと覚悟しましょう」と云ったら、神妙な顔をして「はい」と答えてくれましたが・・・。「そんなことには負けずに頑張りましょう。『もういい歳だし、こんなもんやろ』と思った瞬間から歳をとり始めますよ」というべきか、あるいは、「自分の生き方が悪いのではなく、そういう時が来たのだから、暗くなったり抗ったりしようとせず、うまく受け入れましょう」というべきか、と悩むことが多くなったわたし・・・どちらのアドバイスの仕方が、良いのだろうか? 『アンチエイジング』とは、どちらのことを云うのだろうか?と。
「カラダの中にエネルギーが余っているのだから、食べなくても生きていけます。無理して食べないようにしましょう」というか、「食事は理屈ではありません。キライなものは食べずに大好きなものだけをしっかり味わって食べましょう」というか・・・脂肪肝や糖尿病の高齢者にはどちらのアドバイスが妥当なのだろうか?
筋肉は破壊させたものが再生するときに大きくなるのだから、筋トレは限界を越えてしないと意味がありませんが、やりすぎると筋肉はただただ衰えるだけ・・・その理屈を、頑張りたがる高齢者に指導するには、何と云ったらいいのか?
相手にもよるのでしょうが・・・。
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