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マグネシウムの効果

食事からマグネシウムを多く摂るほど心筋梗塞になりにくい

日本人を対象に行った『多目的コホート研究(JPHC Study)』は今が旬。その解析のひとつが報告されています。『魚や果物、野菜などのマグネシウムを多く含む食品をよく食べる人ほど、心筋梗塞などの虚血性心疾患を起こしにくい可能性があることを、国立がん研究センターと国立循環器病研究センターらの共同研究グループが発表した』『マグネシウムが不足すると血圧の上昇や脂質異常、動脈硬化の進展などがもたらされるため、摂取量を増やすと虚血性心疾患の予防につながる可能性がある』というものです。

マグネシウムが虚血性心疾患予防に有効であることは欧米からすでに報告されているので周知の事実でしょうが、これがアジア人、とくに日本人の住民調査で実証できたところが重要なのだそうです。

で、このCareNetの本文に何度も出てくるところの、『食事からのマグネシウム摂取』というのが気になるのですが、これはもちろん調査自体が食事の解析しかしていないからなのでしょうが、言外には「あくまでも食事から摂った場合のことであって、これを安易にサプリか何かで補充しても同じ効果になるかどうかわからないぞ」というコトバが隠れていると読み解きました。

で、具体的には何をたくさん食っている連中が良い結果をもたらしたのでしょうか。

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