食事は理屈ではない
大地震で罹災して大規模半壊のために自宅に住めなくなった男性。止むを得ず、息子夫婦の家に転がり込んだはいいが、若いのでおかずが肉ばかりで辟易していたそうです。秋には自宅を建て直して住めるようになれそうで、「早く野菜中心の食事に戻さねば、身体がおかしくなる」と云うておりましたが・・・。
健診結果は前回と比べてもなんら変わっていませんでした。むしろ体組成や血糖・脂質の値などは今回の方が良かったりなんかするわけです。確かに若いもんの食事は揚げ物が多くて胸焼けしやすいし、肉も肉より脂肪の比率が多かったりするものが多いのでしょうけれど、肉はむしろそれなりの年齢になったら積極的に摂るべき食材の筆頭ではありますし、野菜だけ食ってると筋肉がなくなっていくのも真実です。『健康食』とか『身体にいい食材』とかの理屈に極端にとらわれすぎない方が良かったりする場合も少なくありません。
単身赴任になって奥さんの栄養管理下から逃れて好きなものだけ食べていたら、健診結果がものすごく良くなった人もよく見かけます。『バランスのとれた食事』が自分の体に必ずしも合うとは限らない、といういい例だと思います。
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