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目が眩しいから

義理の母が先日白内障の手術を受けまして、「世の中がとてもよく見えるようになった」と云っていましたが、「眩しすぎるからサングラスを買いたい」と騒ぎ始め、「あと1ヶ月したら正式にメガネを買わないといけないのだから」と娘が躊躇している間にさっさとメガネ屋さんに行って立派なサングラスを購入してきました。

「どこか韓国か台湾のマダムみたいなサングラスかけてるのよ」と呆れ顔の妻。実は、お義母さんの本心は眩しさだけではなかったのです。突然世の中がクッキリ見えるようになった時、最初に見るのは洗面所の鏡に映る自分の姿。そのあまりの年寄り顔に愕然としたようです。「こんなみっともない汚い顔で外を歩けない! ハダカで歩いているようなものだ!」・・・帽子を目深にかぶり伏し目がちな表情には術前の明るい笑顔の面影など微塵もありません。なんとかサングラスで見えないようにしたいみたい。

でもお義母さん、手術を受けたから急に老けたのではありません。周りの人間にはなんら変わらない以前からのお義母さんの顔です。サングラスをしても変わりませんし、かえって注目を浴びるだけなんじゃないかと懸念しています。そうですよね。頭に描いている昔のままの自分の姿とあまりにギャップがあるとショックです。わたしも、エレベーターの鏡に映る白髪頭の老人が自分の姿だと最初に気づいた時には「何かの間違いだ!」と自分に云って聞かせたものですし、若者ぶっていた自分が恥ずかしくてたまらなかった。「何云ってるの? あなたはいつもそんなだよ」と妻に冷たくあしらわれるのも認めたくなかった。

あれと同じだと分かっています。でも、メガネは1ヶ月後にどうせきちんと作らなければいけないのだし、サングラスは自分のココロを隠すだけ。ハダカで目隠しして歩いているようなものなんだけど、いいのかなあ。乙女ゴコロだから、黙って見守ることにします。

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