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羽根休め

身近に昨年の地震以来いまだに体調が戻れず日常生活にも支障をきたしている人がいます。熊本のヒトのトラウマは大なり小なり消えることなく潜んでいます(我が家のワンの大きな音に対するうろたえ方を見る限り、それは人間だけでもない様子)が、それが不安神経症として低空飛行のまま回復できないことへの焦りで潰されそうになっています。

でも、それは無理のないこと。突然予期しない地割れがして穴の中に転げ落ちた。真っ暗闇の中を泥まみれになりながらやっとの思いで這い上がってきたところ。穴から這い上がったから、さあこれで昔のように飛び立てるぞと思ったら大間違いです。深い穴から必死の思いで這い上がるのに費やした体力は並大抵のものではないし、油断するとまた穴の底から吸い込まれそうになるのを耐えつづけなければなりません。消耗した体力を蓄え戻して羽を整えるためには、まだまだ多くの時間が必要です。

「まだ薬を飲まないとまともに眠れない」と悩むなかれ。
「薬を飲めば眠れるようになるまで回復した」と思うべし。

側の人間は、禅問答のように簡単にいうけれど、そう思えるように変化するだけでもそんなたやすいものではありません。そう実感します。でも、一進一退しながらも一年前より確実に前に進んでいることを、ずっと見守っているわたしにはちゃんと見えています。飛び上がる準備段階に移るまでには、もう少し羽根休めする時間が要りますよ。

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