朝食抜き
朝食を摂らないことを基本姿勢にしているわたしには耳の痛いデータがスペインから発表されています。Medical Tribuneの配信によると、『朝食を食べずに済ますことが、無症候性アテローム性動脈硬化症発症リスクの大幅な増加に関連することを、新たな観察研究が明らかにしている』らしいです。皆さま、お気をつけあれ。
いや、これをじっくり読みながら、なんか「朝食抜き」自体が悪者にされているけれど、ダイエットのために朝食を抜いているわけではないし夕飯が遅かったから食えなかったわけでもないわたしとしては、あまり説得力を感じないのです。本文を読み進めていると、『朝食の摂取は、満足感、1日の早い時間のエネルギー摂取、代謝効率、早い時間の食欲調節などの因子と関連する』というのはまだわかるけれど、『朝食抜き群は男性が多く、現在喫煙率が高かった。さらに、過去1年間に体重減少のために食事内容を変更していたり、1日のうち昼食での摂取カロリーが最も多くなる傾向も強かった』『低エネルギー朝食群は、高エネルギー朝食群と比べて、男性が多く、喫煙率も高く、教育レベルが低く、また、1日のうち昼食における摂取カロリーがより多い傾向も強かった』『朝食抜き群および低エネルギー朝食群の両方で、高エネルギー朝食群よりも動物性タンパク質および食事性コレステロールの摂取量が多かった』などなど、要するに朝飯抜いているようなヤツは他の生活パターンが乱れていて、ついつい過食になるって書いてあるようにしか読み取れないのです。これでは、わたしのココロを動かすまでにはいたりません。
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