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始業時間

朝早く、始業時間前から持ち場のパソコンの立ち上げや機材の準備を済ませたスタッフたちがぞろぞろと朝礼のために集まっていきます。朝礼も始業時間前の自主的な行動です。

そんな彼らを毎朝眺めながら、つくづく「えらいなあ」と思います。むかしはこういう行動は当たり前のことと考えられていました。ところが今は・・・『働き方改革』の中で、彼らがやっているような始業時間前の業務は、『時間外労働』に当たるのだから、それを強要するなら時間外手当を支給するのが当然である、という考え方がまかり通る時代です。ですから、最近の若い世代は、始業時間ギリギリにやってきてタイムカードを切ることに何のためらいもないのだそうです。

「いやいや、仕事を始める前に来てココロの準備や環境の準備が必要だろう。始業時間ギリギリに出勤してきてそのまま仕事を始められるはずがないじゃないか」と思うのはわたしたちの世代。特に、わたしたちのようなお客様(患者さん)相手の仕事だと、「8時に開始します」となれば8時にデスクのパソコンを起動したのでは遅いわけで、うちでも「あの先生は毎回、診察開始時間が5分遅れてしまう」という苦情がアテンダントさんなどから出ることもありました。

ただ、よく考えたらこれは契約をする時点で間違っていますね。8時に業務が始まるのに8時からの仕事契約してるのがおかしいのであって、その前準備を自主出勤の中でさせようというのは単なる”良心への期待”でしかありません。当然、契約時間を7時50分からとか45分からとか、早めて契約すればいいこと。日本も完全なる契約社会になっている以上は、そういう部分の曖昧さはなくすべき時代になったようです。まあ、それをしたらしたで、「ちゃんと金を払っているんだからやるべきことは最大限やってもらわないと困る」と雇用者側の態度が硬化して一層ギクシャクしそうで心配なのですが、これは杞憂というものでしょうか。

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