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有酸素運動と動脈硬化

最近、有酸素運動の人気がやや停滞気味。高齢者のサルコペニアやフレイル予防には筋トレが大事とか、10000歩以上歩くとかえって身体に悪いとか、そんなアンチテーゼ的な印象を与えるコメントが多くなっているのが原因だと推測します。だから、このデータは有酸素運動主体派のヒトたち(わたしを含めて)に力を与えてくれる気がします。

ウォーキングなどの有酸素性運動が動脈硬化を3分の1以下に抑える

ウォーキングなどの有酸素性運動を習慣的に行うと、動脈硬化を抑えられることが、産業技術総合研究所(産総研)による10年間の追跡調査で明らかになった。  運動習慣がある場合、そうでない場合に比べて加齢による血管の老化を抑えられ、その進行の度合いは3分の1以下になるという
有酸素性運動による動脈硬化の抑制効果が最大になるのは、活発なウォーキングやジョギングなどを週に4~5日、30~60分程度行った場合

動脈の弾力性を示すスティフネスの低下(動脈が硬くなる)を改善させる効果が習慣的な有酸素運動には認められる、ということなのだそうです。「そんなこと10年前から分かっているわ。一酸化窒素(NO)が関係するんじゃろ」と突っこみたくなりましたが、わたしは”動脈硬化を起こしやすい遺伝因子”を多く持っていることを知っています(調べました)から、『遺伝的なリスクがあっても、運動習慣があれば、動脈硬化を抑制できる』というコトバにわたし自身を元気づけることができました。面倒くさがらずにがんばれば、きっと報われると信じましょう。

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