毎朝の日課
朝、勤務先の病院の裏口から建物に入り、ロッカー室まで歩いて行く途中に長い廊下があります。左手には中庭があり、そこに大きなハメ殺しのガラス。毎朝その前を通る時には廊下側の電灯が灯って明るいので、ほとんど鏡のように見えます。
と云うことで、毎朝リアルな自分の姿を左に見ながら出勤。「だれ、このオジサン?」と最初はギョッとしたものです。車から降りて痛くて伸びない腰を何とか伸ばしながら重い荷物を抱えて歩く自分の姿。想像以上に前のめりで猫背。少林拳を始めてかなり姿勢は良くなったと自負していたのだけれど、まだまだです。鏡に映る自分の歩き姿を見ながら、そっと背筋を伸ばし直して姿勢チェック。
一日が始まる時にこうやって我がフリ眺めながら姿勢の修正をするのが毎朝の日課になりました。この歳になると、こういう強制修正をすることはとても大事。何度でも、何度でも。
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