語録の備忘録:運動教室の弊害
各地で運動教室が行われています。スポーツジムの運動だけでなく、病院の施設や公の運動施設やあるいは運動場を使って、『生活習慣病予防』だとか『介護予防』だとかいう名目で、地域の老若男女が集まって、定期的に運動教室が行われています。すばらしいことだと思います。人間には”運動欲”という欲がないから、こうやって無理やり集めないと人は運動なんて自発的にはしないですから。
こういう運動教室のいいところは、こうやって運動習慣のない人に楽しんで運動させることができるだけでなく、否が応でもコミュニティができ、話し下手の人も周りとコミュニケーションがとれることだと思います。ヒトは周りとの関わりがなくなると一気に老化し、うつ傾向にもなることがわかっています。
でも、その反対の部分(デメリット)もあります。「この運動教室の2時間をみっちりこなせばそれでお勤めは終了!」とばかりにその後はゴロゴロしている人が少なくないこと、あるいは、教室で友だちになった連中と帰りには必ず甘味処に寄ってたっぷり甘いものを食べてしまうから、結局運動で減らしたカロリー以上のものを食べて帰るのが日課になること。
まあ、それでもやはり運動教室はしっかり参加して楽しい時間を満喫するのが良い。これは間違いないことでありましょう。
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