早足と大股
まめ太郎チャレンジ!で歩数をきちんと計ってみたら、今年の歩数は昨年までほど努力しなくてもすぐに目標に達することに気づいて、どうもそれが歩幅が小さくなったせいだろうということを突き止めました。特段せかせかあるくわけでもないし、最近は胸を張って歩くように心がけているからむしろ歩幅は広いのだと思い込んでいただけに、ちょっとショックではあります。
そんな今まで気にも留めていなかった”歩幅”というものを意識して歩いていると、公園や湖畔の遊歩道を健康のために歩いている老若男女の歩く姿勢につい目が行くようになりました。凛とした冬の冷たい空気の中、颯爽と胸を張って歩く人、夫婦で語らいながら笑顔で通り過ぎる人、ワンの散歩友だちと井戸端会議しながらボチボチと歩を進める人・・・そんな中に、防寒着で身をまといながらうつむいてまるで小動物が歩いているかのようにシャカシャカシャカと小刻みに靴を鳴らして足早に歩くご婦人とすれ違いました。あれは、きっと散歩が目的ではなくて”早歩き”によるエネルギー消費だけが目的なんだな、と分かりました。
で、ふと思ったことは、「早歩き」と「大股歩き」とどっちがカラダに良いのだろうか?ということ。「早歩きしないと減量効果は少ない」と云われていますが、むかし運動指導士さんから「あまり小刻みに歩いても負荷はかからない」と教えてもらったこともあるし、『スロージョギング』の極意は小股走りです。一方で、「胸を張ってへその高さに股関節があると思って大股で歩きましょう!」というのが健康ウォーキングの基本であり、「上を向いて大股で歩くと幸福感が増す」という研究データがあることを昨年のポジティブサイコロジー医学会で学びました。まあ、『大股で早歩き』が一番なのでしょうがそれは置いといて、究極としては、『小刻みでも早歩き』と『ゆっくりでも大股歩き』のどっちが健康運動としては良いのだろうかな?
ま、わたしは、比べるまでもなく、断然後者だと思いますけど。
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