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回り道が好き

わたしは回り道が好き。人生については、別に回り道したかったわけではないけれど、要領が悪いから結果としてムダに回り道ばかりしてましたが、ここで云いたいのはそんなことではありません。目的地に向かうルートだとか、何かをするときの順番だとか、そういうのに効率の事を考えるのが好きではないということです。単に不器用なだけかもしれないけれど、結果として効率の悪いプロセスを選んでいる自分が好き。

たとえば、家の前の道路。目的地に行くのに右折すればすぐそこなのだろうけれど、交通量が多いからなかなかいいタイミングにならない。そのタイミングを狙ってドキドキするくらいなら、一旦左折して信号機のある交差点を通りながら反対側から目的地を目指すとか、そのまま直進して右折しやすいところまで行ってUターンしてから帰ってくるとか、とても要領のいい妻に「まったく理解できない」と云わしめるようなムダな時間を費やす。そんな自分が好き。

掃除。できるだけムダな時間も労力も費やさずにキレイにできる戦略を練るのが好きな妻と違って、あっちしてこっちしてもう一度元の所の棚の中を片付けてからさらに最初の場所に戻って拭き掃除を始めるなどというのはいつものこと。基本的に掃除自体が好きだから気にならない。休みの日の買い物もほぼ同じ。書き出したToDoリストを目的地の遠い順から並べ替えるような作業はあまり好きではないから、こことここに行った後に一旦戻ってからここを経由して最後にここに行く・・・そういう行き方をする自分が好き。そんな生き方を自慢する自分もちょっと好き。

回り道を正当化させようという気はありません。要領が悪いだけだから。でも、要領が悪いからこそ見えるものもたくさんある。ムダなく効率的にスマートに済ませる人生ばかり送った人にはわからないであろうもの。”無駄”ではなく”有駄”。ま、要するに、そんな生き方って、面白いんですよ。はい、それだけのことです。

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