煩悩に抗わない(後)
(つづき)
でも、わたしのブログを読んでいる方や、わたしの結果説明を何度も受けている方はおわかりでしょう。「そんなことできない!」・・・なぜなら煩悩に抗わなければならないから。よほど大きな病気になったとか痛い思いをしたとかでない限り、わかっていてもできないのがわたしたち凡人。
「忙しいのにゆっくり食ってなんかいられない。早メシ、早グソ、芸のうち!」「目の前のものを残す教育なんか受けてない。勿体ないから全部食べるのが美徳!」「食いたいものも食えず、食いたくないもの食って溜息つくくらいなら死んだ方がまし!」・・・みなさんのためにわたしが本音を代弁しておきましたよ(笑)
この煩悩がない人にはこの悩みは理解できません。「体質なんだもの、しょうがないじゃないか。自分のためなのだからガマンするしかないでしょ!」と冷たく突き放されてしまう。みんな、負けてはいけません! 必ずや、自分の煩悩と共存できる克服法を見つけ出しましょう。万人共通の普遍的な方法なんてありません。他人のやったことを真似してもうまくいかない可能性の方が高いから、各自自分のカラダで試行錯誤しながらやってみましょう。「目の前に好きなものだけしか置かず、目の前のものを残すことなく舐め尽くすように食べて、満足感を得ながらメタボを克服する」方法! 必ずあります。でも、たとえそれを発見して見事に克服できたとしても、それをネタに本を出したり講演をしたしてはいけません。その方法はあなたのカラダにしか通用しない究極のパーソナルメソッドなのですから。門外不出の秘密にしておきましょう。
健闘を祈ります。わたし? わたしはもうとっくに見つけ出して実践していますよ。教えませんけどね(笑)
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