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働き方改革(3)

(つづき)

仕事量が最低限で、ちょっと忙しいと不機嫌になり、すぐに部下に丸投げするような人は、まあ人間としての廃人ですので無視すればいいとして、「働きすぎ」とは何なのか、疲労の蓄積によるうつ病や虚血性疾患をもたらす場合と、能力以上の事を達成できた満足感に満たされる場合とに明確な違いは見いだせますまい。

考えれば考えるほど複雑な問題だなと感じています。医者が仕事を早々に切り上げるなら救急医療への過度の期待はしないでもらいたい。コンビニや運送業やその他のサービス業、飲食業もまた、過重労働の根源は「24時間いつでも対応してくれるのが当たり前だ」と世間が考えるようになったからであって、万人が満足のいく人生を送るためには、今の社会が”当たり前”と思うことからやめるしかありません。

ま、そういいながら、少なくとも今のわたしはしっかりと働き方改革ができています。昔より楽をしている感じはありません。もしかしたら、わたしの分の仕事を他のスタッフが割り増しさせられているかもしれませんが、知れています。まあ、一般市民の多くは、ちゃんと定刻で仕事を終わらなければならないという足枷さえ設ければ、死ぬ気で働いて、オンオフはクリアにできることでしょう。漫然と働いている方がはるかに楽ですが、メリハリのある生き方をした方が充実はするだろうと思います。

政府がいい加減でずさんなデータを使って虚像の働き方改革案を提出し、国会で大問題になりながらもゴリ押ししようとするニュースを眺めながら、ふとこんなことを考えた次第です。 (完)

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