レジスタントスターチ
<「おにぎりダイエット」で体重が減少 ご飯と運動で腹囲は減らせる>
「お腹すいたねえ。ちょっとスーパーでおにぎりでも買って食べる?」
「お米は太るからイヤだ~。食べるんだったらパン屋さんの出来立てパンが良い!」
なんて会話がよく聞こえてきますが、お米は決してダイエットの敵ではないことを推奨したいと思っていたので、今回の記事はとても心強いと感じています。 JA全農とルネサンス(スポーツクラブ)が、おにぎり中心の食事と運動トレーニングを組み合わせて体重を減らす「おにぎりダイエットプログラム」を提唱しており、その成果を公表しました。
お米を、イコール『炭水化物』と定義する栄養学に問題がある(塩=塩化ナトリウムと考える間違いと同じ)ことは以前から感じていました。なぜ、ヘルシー食材とし欧米で人気のお米が日本では人気がないのか、不思議でなりませんでした。そして、おととしの熊本地震の時におにぎりしか食えなかっただけで10キロ近くも体重が減ったわたしは、「おにぎりは痩せる」と実感したことを覚えています。
ここに、『レジスタントスターチ』というコトバが出てきます。「でんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種」「食物繊維の中でも、腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っているなど、ユニークな機能を有している」とWikipediaには書かれています。このレジスタントスターチが”冷えたごはん”に多い、というのもおにぎりダイエット理論のひとつのようです。
ただ、「おにぎりダイエット」のミソは、同時に運動もするということです。「炭水化物」は文字通り「炭」と「水」、そして「炭」はエネルギーです。運動を始めると最初にこの「炭」が使われます。残るのは「水」だけ。おにぎり食ってほどほどに運動すれば、必要なビタミン、ミネラル、食物繊維以外何も残るものなんかないのですから、そりゃ太るはずがない・・・それが、私が熊本地震のときに見る見る痩せた原因だと云っていいでしょう。
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